歯科医院法人化の相談

個人事業として歯科医院を開業したのち、法人化を検討している歯科医の方は少なくないかと思います。
その多くは事業の拡大、もしくは節税対策が理由なのではないでしょうか。

しかし、軽い気持ちで法人化はせずに、一度しっかり考えていただきたいと思います。
というのも、歯科医院の法人化は決してメリットばかりではないからなんです。
法人化のメリットとデメリットをしっかり見ていきましょう。

まずメリットに関してですが、最も大きいのが分院を作り、事業を拡大できることではないでしょうか。
さらに、節税や給与所得控除など税制面での優遇もり、また、社会的な信用も当然向上します。

これに対し、医療法人は配当が禁止されており、また社会保険加入がマストになるので、保険料の負担が増えるというデメリットがあります。
また、個人事業の場合に比べて帳簿も正確に付けなければならないので、税務に関する作業も増えてしまいます。

適切なフェーズで法人化すれば大きなメリットを享受することができますが、逆にマイナスの方が大きくなってしまうこともあるというわけですね。
歯科に特化した税務サポートを行っている税理士事務所などに相談して、しっかりと恩恵を得られるように法人化しましょう。